トイレ付きバスって、夜中に走行している高速バスのこと?

東北方面、関西方面等 夜10時ごろに出発し、早朝目的地に到着する夜行高速バスはバス好きにとっては、バス車中で熟睡+翌早朝から目一杯楽しめる+宿泊代が不要等、最強のツールかもしれません。(熟睡できない方には少々疲れるかもしれませんが)でも、高速バスだけではありません。普通の観光バスと同様に貸切でご利用いただける車両もございます。(台数は限られます)トイレが心配だから、バス旅行を卒業!という方はいらっしゃいませんか?「安全・安心」第一のバス旅行にもう一つの安心を増やす事が出来る貸切バスご利用はいかがでしょうか?
1.トイレ付き車両って?
20年ほど前は、公共施設にあるトイレのご案内マークをバス後部や側面につけていた観光バスがありました。「このバスにはトイレが付いています」のマークです)その後、2階建てバス・全席サロンバス・乗降口に下足置きがあって室内土禁バスなんていうバスもありました。2階建てバスは、車内の狭さ等も不評で、最近はスーパーハイデッカーが人気になっています。(車高は2階建てバスと同じで2階だけバス?)全席サロンバスは、稼働率の悪さからバス会社さんが導入する事が少なくなりましたが、最近少しづつ増加傾向です。土足厳禁バスは、乗り降りのたびに一人づつ靴を出す不便等でいつのまにかなくなりました。マークがつかなくなった理由は様々ですが、ご乗車されているお客様が判っていればいい!という事が第一だと思います。それ以外でも様々な理由が??(今までの添乗業務の体験等の事例が主な理由かも???お知りになりたい方はお問い合わせ下さい)。話がずれてしまいましたが、大きく分けて2通りのタイプがあります。
①後部トイレ付きタイプ
高速バスに多いタイプですが、最後部の右側4席分をトイレにしている車両です。(バス乗車中は、原則シートベルトの着用を義務付けられていますが、走行中の車内でも移動がしやすいことが特徴です)
②中央部の地下部分トイレ付きタイプ
バスのちょうど中央に3段ほどの急階段の半地下にトイレがある車両です。(中央部にあるので、後部はサロンタイプのレイアウトが出来ますので、慰安旅行等にお勧めです。ただし、ちょっと階段が狭くて急なので、ほろ酔いの時には十分注意をしてご利用ください。一部のバスですが、後部トイレ付で、サロンタイプのバスもありますので、お問い合わせください。)
2.貸切出来るバスを見たことがないんだけど。
上記の理由もあり、あまりバス外観からは判断できません。バス前方から後方までの車内がガラス越しに見えるタイプで、最後尾のみ黒いシールドが張られているバスはトイレ付かもしれません。
■後部トイレ付きタイプ(階段が無いので高齢の方も安心です)
■中央部トイレ付タイプです(階段が多少狭いです)
仕事が終わってから、3時間の夜景宴会バスはいかがでしょうか?(カラオケ! サロンシート! 夜景! 大好評です!!!) *トイレ付車両は大型車両がほとんどですが、中型観光バスもございます。*
3.どのような時に使用する事ができるの?
旅行傷害保険をご存知ですか?海外旅行等に行かれる際に、ご旅行される期間のみに加入される保険です。(弊社はAIG損保の代理店ですので、詳しくはお問い合わせください。もちろん海外だけでなく、国内旅行傷害保険もございます)
補償内容により異なりますが、4,000~12,000円位の掛け金が多いのではないかと思います。旅行保険で主にご検討される補償内容は、ご旅行中の怪我や病気による医療機関等を利用される費用・携行品の補償・救援者費用等、国内と異なり高額になる事も多い項目ではないでしょうか?トイレ付車両もどちらかといえば、万一の場合に備えるといった保険的な要素が強いと思います。もちろん、バス車内で和気あいあいと宴会を楽しみたいので、わざわざトイレ行くのが面倒だからとか、観光地ではなく特殊な場所の視察だから等々のお話もございます。ただ、トイレ付車両といえども、途中のサービスエリアで休憩をしないわけではございません。安全運転の問題もあり、約1時間半に1度ほどのトイレ休憩を行程に組み込みます。「トイレがあるから4時間ぐらいは我慢出来るので、どんどん行っちゃってください!!」等は出来ません。ドライバーも適宜、15分程の休憩をとり、目的地まで走行を致します。
(感染症対策も徹底して行いますが、今までどおり 安全運行 を第一に心がけます)
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4.メリットとデメリットは?(バス料金が高そう?)
観光バス料金はご利用される時間・距離・時期・車種により異なりますが、トイレ付き車両やリフト付車両は特殊車両の為、通常のバス代よりは高くなってしまいます。これは、バスそのものの車両価格が通常のバスよりも高いことも一因です(概算ですが、通常のバス料金より20~30%加算になる場合が多いです))

トイレ付きバスのメリット①
小さいお子様等がいらっしゃる方々にとっては、突然のトイレで困ったことはありませんか?(大人でしたら10~20分我慢出来てもお子様では難しい場合も多いと思います)トイレが付いていれば、いつでもご利用いただけます。移動には十分ご注意ください)

トイレ付きバスのメリット②
弊社のバスツアーにご利用いただいていたお客様の中にも、バス旅行は卒業!とのお声 も多少ございます。トイレが近いから、急にトイレに行きたいとは言いにくい等々で参加を取りやめるお客様もいらっしゃいました。バスを停めることなく、利用できることで、安心して水分補給をすることが出来ます。(実際はバスツアーの際も車内トイレを利用される方は少ないと思います。安心料としてお考え下さい)

トイレ付きバスのメリット③
特殊な例:子供が幼稚園~小学生ぐらいのとき、弊社バスツアーに何度も参加しました。その際は、必ずトイレ付きバスのツアーを申し込みしました。父親+娘の二人旅行ですと、トイレは大問題です。サービスエリアや観光地の男性トイレの個室は、行列する事が多いのです。(小用は、回転率が良いので待っても1分程です)まさか女性用トイレに入るわけにもいきませんし!そのため、混雑していそうな場合はバス降りる前にバス内トイレ利用!(勿論、必要最低限度の利用を心がけていました)で、二人旅を楽しんでいました。
■トイレ付きバスのデメリット①
貸切バス料金が高い。(通常バスより20~30%加算)特殊な車両になりますので車両価格も高額ですし、特別なメンテナンス費用も必要です。
■トイレ付きバスのデメリット①
トイレは際限なく利用できるわけではありません。車種により異なりますが、40~70回の利用制限があります。(新幹線のトイレの様に水量をあまり使わないタイプになりましたので、昔と比べて利用可能回数が格段に増えましたが、タンクには限りがあります)
その為、途中休憩も通常のバスと同様に行程に組み込みますので、基本的にはサービスエリアや観光施設等のトイレをご利用下さい。(バス会社の車庫に戻り、タンク洗浄をしなければ再度利用が出来ません。目的地の観光地等でタンク処理する事が出来ませんので、宿泊を伴うご旅行では御注意ください)
******* もう一つ、男性の方に大事なお願いがあります!*******
バス特有の揺れがありますので、小用の場合も必ず着座でご利用ください!!!
5・まとめ
トイレ付き車両に関しましては、通常ご利用いただく観光バスよりも、様々な注意も必要になりますが、今までご旅行を諦めていらっしゃった皆様にもバス旅行を楽しんでいただく事が可能になります。貸切バス料金が多少高くなるかもしれませんが、どちらかといえば、安心を増やすための保険とお考えいただくと、判断しやすいかもしれません。(コストパフォーマンスと万一の安心料等を総合的にご説明致します)
非常に台数は少なくなりますが、トイレ付き+リフト付車両(但し車椅子のまま、トイレに入ることは出来ません)もありますので、まずはお気軽に旅バス.comにご相談ください。「こんな事聞くのはちょっと恥ずかしい?」なんてことはありません。ご利用いただくお客様のご希望をすべてお教えください。出来るだけお客様のご要望に沿った貸切車両、お食事施設、見学施設、宿泊施設、行程等々をご提案申し上げます。