サイクリングシーズン到来！瀬戸内海 しまなみ海道
瀬戸内海と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか？島があって穏やかなキラキラ光る海、アート、牡蠣をはじめとした海鮮、みかんなどの果物を思い浮かんできます。今回はしまなみ海道の魅力をお伝えします。
目次
１．瀬戸内海には何個、島があるの？
瀬戸内海と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか？島があって穏やかなキラキラ光る海、アート、牡蠣をはじめとした海鮮、みかんなどの果物を思い浮かんできます。そもそも島の数はいくつあるのでしょうか。大きな島、小さな島を含め727島も存在するようです。島々が浮かんでいる景色を見に、島を巡ってみたいと思ってきませんか？
瀬戸大橋などをはじめとした四国と本土を結ぶルートは3つあり、ドライブでも回る事ができます。その中でも、しまなみ海道は徒歩や自転車・原付バイクでも渡ることができます。世界7大サイクリングロードでも有名な瀬戸内 しまなみ海道には、サイクリストが各地から集まります。サイクリングロードは、広島県尾道市と愛媛県今治市の間に浮かぶ6つの島を６本の橋で繋いだ約７0kmの道です。心地よい潮風を感じながら、瀬戸内海ならではの景色を楽しむ事ができます♪
サイクリストの聖地とされている瀬戸内 しまなみ海道は、休憩所が数カ所あり、トイレや給水として使う事ができます。自転車用の駐車スタンドが多いなど、サイクリングにはぴったりです。橋での自転車が通る道は、高速道路の横や橋の下を通るルートもあります。島内では、一般道を走る事ができます。道路にサイクリングルートだと分かるように、ラインなどが引いてある為、迷う事もありません。
２．実際にサイクリングでしまなみ海道を渡るには？！
■瀬戸内 しまなみ海道 ～尾道から出発！バージョン～
☆尾道港～～～(尾道渡船)～～～向島＝＝(因島大橋)＝＝因島＝＝(生口橋)＝＝生口島＝＝(多々羅大橋)＝＝大三島＝＝(大三島橋)＝＝伯方島＝＝(伯方大島大橋)＝＝大島＝＝来島海峡大橋＝＝今治市
参考にしてみてください！
３．詳しく、しまなみ海道にある“島”をもっと知りたい！
■尾道から5分！向島
尾道が舞台になった映画の撮影場所もあり、穏やかな雰囲気の住宅街が広がっています。
温暖な気候で育った洋らんを販売している向島洋らんセンターでお手ごろな価格からの販売もあり、センター内のカレー屋さんPacu Pacuで本格的な手作りカレーを食べる事もできます。
■八朔発祥の地！因島
因島は、八朔の発祥の地で有名です。八朔を使ったお土産がたくさんあります。甘酸っぱい“はっさく大福”、“はっさくゼリー”など、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。また、因島を代表する花“除虫菊”の花畑があり、5月頃から白い花を咲かせます。聞きなじみがない除虫菊ですが、実は蚊取り線香の材料として有名です。自然に囲まれながらも、歴史的な施設も多くあります。有名な観光地“因島水軍城”をはじめ、建築の神様“因島大山神社”、“本因坊秀策囲碁記念館”など因島の新たな一面を見る事ができるスポットもあります！
■レモンの島！生口島(いくちじま)
生口島にある尾道市瀬戸田町は、レモンの生産量は日本一です。明治時代からレモンの栽培は始まったと言われており、レモンの木が一面に植えられているレモン谷を見る事ができます。レモン谷では、5月中旬ごろに可愛らしい白色の花が咲き、10月から12月にかけてレモンの実が緑になり、12月末ごろから黄色に染まっていきます。最近では、皮まで食べられる“エコレモン”が生産されています。また、“島をまるごと美術館に”というテーマのもとに17点の野外彫刻が海岸沿いにありあます。
■神の島！大三島(おおみしま)
神の島のシンボルで全国各地にある三島神社の総本社である大山祇神社を中心に、道の駅多々羅しまなみ公園 、伯方塩業 大三島工場などの観光スポットがあります。中でも、多々羅しまなみ公園には“サイクリストの聖地記念碑”があり、橋を下から見る事ができるビュースポットがあります。
■伯方の塩！伯方島 (はかたじま)
昔から製塩業が盛んだった為、塩田の跡地なども残っている伯方島は、有名な塩のメーカー“伯方の塩”の生産地でもあります。道の駅 伯方Ｓ・Ｃパークマリンオアシスはかたでは、塩ラーメンを食べる事ができます。コクのある塩ラーメンは必見です！疲れた後は、塩気のあるものでチャージしたいものですね。また、ラーメンを食べた後は、伯方の塩が引き立てるほんのりとした甘さの塩ソフトで締めるのも最高ですね。伯方の塩をはじめとしたおみやげを売っているお土産屋、農作物の直売所もあるのでお買い物も楽しめます♪
■石の島！大島
石文化亀老山天望公園のパノラマ展望台ブリッジから景色は、世界で初めての三連吊橋“来島海峡大橋”を見渡す事ができます。 昼も景色はいいですが、特に夕日が沈んでいく風景は息を吞むほど美しいです。また、大島は現在も動いている採石場があるほど石文化が根付いています。“NPO法人能島の里”が主催している石文化体験ツアーガイドツというアーもあるそうです。
４．実際に旅行のプランを立ててみよう！交通手段は？
このように島によって風土が違う事に気づくことができるのは、五感をフルに使って体感ができるのがサイクリングならではの楽しみ方です！ 時期はいつがいいかな～と悩んでいませんか？しまなみ海道のサイクリングは、雨期を除いて、3月~5月、8月～11月が人気です。せっかくの気持ちいい天気の日は、瀬戸内海の風景を目の前に、海風に吹かれながらサイクリングもいかかでしょうか。
そして、せっかくサイクリングで今治に行くのであれば、旅行の計画も立てたいですよね。考えてみましょう。サイクリングで疲れた後に、観光で車や電車に乗るのは、体力が必要です。そこで、今回ご紹介したサイクリングルートに合わせて、貸切バスやコミューター(〇人乗り)を自宅から尾道、今治から自宅のルートで使ってみるのはいかがでしょうか。全部バスを使わなくても、部分的にバスを使うのは可能です！自力では難しい観光地にもバスだと楽々で行けてしまいます。少しでもあなただけの“旅の計画”に参考にしてみてください。
