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ハイキングのすすめ

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ハイキングのすすめ

 こんにちは!春爛漫の好季節となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?コロナ禍でなかなかお出かけはできない状況が続いていますが、今回はアフターコロナにぜひお勧めしたいハイキングについてご紹介します。

1.ハイキングの魅力とは?

 近年、健康ブームの高まりもあってハイキングに行かれる方は増加傾向にあります。コースの程度(距離やアップダウンなど)によってはウォーキングとも呼ばれます。ハイキングとは、自然の中を歩く( hike = 田舎を歩き回る )ことです。野鳥のさえずりや、道中に咲く野草などを愛でて自然を楽しみます。遠くに出かけるイメージがありますが、郊外に出かけたり山に登るばかりがハイキングではなく、花畑を見に行ったり河川敷で遊ぶのも立派なハイキングです。魅力は気軽に自然と触れ合えることや、都会の喧噪から離れて大自然の中で軽い運動をしたい方にオススメです。
 人間も動物なので、土を踏みしめ木々の柔らかさに触れると心が落ち着くものです。インディジョーンズよろしく深山や秘境に分け入る必要はなく、森林公園や城跡、湖や池など近場にある自然と触れ合うだけでも気分転換になるでしょう。


2.どんなハイキングコースがあるの?

 代表的なものは自然観察を主眼としたコースです。有名な所を少し紹介すると栃木県の戦場ヶ原・群馬県の尾瀬・長野県の上高地などは代表格ですどこも季節ごとに様々な景色を見ることができ、日光なら初夏のニッコウキスゲや秋の草モミジが有名です。尾瀬は春の水芭蕉があまりにも有名です。そして上高地は春の新緑や秋のカラマツの黄葉で名を馳せています。都心に近いところでは都内の奥多摩や高尾山が代表格で、関東近郊では茨城県の筑波山や神奈川県の箱根も多くのハイキングコースがあり魅力的です。
 また、歩きながら景色をより楽しめる風光明媚なコースもあります。静岡県由比のさった峠(後述のおすすめコースを参照!)や山梨県の三つ峠は、富士山を眺められるコースとして有名です。
 歴史探訪コースとしては多くの寺社を要する鎌倉や、下町風情が色濃く残る柴又などの街歩きもお勧めです。また、鉄道の廃線跡を歩ける群馬県碓氷峠のアプトの道や長野県安曇野市の篠ノ井線廃線跡ハイキング(後述のおすすめコースを参照!)も魅力的です。
次項では私が添乗業務やプライベートで実際に歩いたハイキングコースの中から、皆様のぜひ足を運んで頂きたいコースをご案内します。

3.おすすめコースの紹介(自然観察編)~栃木県奥日光 戦場ヶ原~

 都心からのアクセスも良く、日光を訪れたことがある方は多いでしょう。しかし東照宮や華厳の滝を見学したことはあっても、戦場ヶ原を歩いたことのある人は少ないのではないでしょうか。かつて美しい中禅寺湖の所有権をめぐって、男体山の神様と群馬県にある赤城山の神様が戦ったと言い伝えられる戦場ヶ原。広大な湿原が広がる中に木道が整備されており、スニーカーでも歩くことができます。ルートはいくつかありますが、おすすめは湯滝~龍頭の滝までを結ぶ約5kmのコースです。湯ノ湖から豪快に流れ落ちる湯滝を見学し、湯川の清冽な流れを見ながら進んでいくとやがて視界が一気に開け、木道が始まります。初夏にはニッコウキスゲが可憐な黄色い花をつけ、秋には草紅葉が色付き訪れるものを飽きさせません。また、視線を少し上に向けると標高2,486mの男体山が雄々しい姿を見せてくれます。木道の終点は赤沼方面との分岐点になり、両側に熊笹が茂る小道を進んでいくと流れるさまが龍の頭のように見えることから名付けられた龍頭の滝に達します。ここまで約90分の道のりです。時間に余裕のある方は、湯元温泉等で汗を流すのもいいですね!

4.おすすめコースの紹介(風光明媚編)~静岡県由比 薩埵(さつた)峠~

 静岡県由比といえば東海道五十三次16番目の宿場であり、美味しい桜えびが獲れる町です。都心からはやや距離がありますが、近くを東名高速が走り、貸切バスを利用すればあっという間に到着できます。コースは興津駅~由比駅までの約8kmで、興津駅から由比駅へ向かって歩く方がおすすめです。何がおすすめかと言うと、天気がいい日はほぼずっと富士山を眺めながら歩けるからです!一年を通して歩けるコースですが、ベストシーズンはずばり富士山が冠雪している冬季です。「冬は寒いよ…」という声が聞こえてきそうですが心配不要!由比は雪の少ない温暖な気候で、沿道のミカン園やどこまでも青い駿河湾を眺めながら歩けば、寒さなど微塵も感じられません。一番の見所は薩埵峠の展望台です。かの有名な安藤広重が描いた富士山の構図が目の前に広がります。眼下には国道1号線・東名高速・東海道本線が走り、いつの時代も交通の要衝であることを感じられます。お天気カメラ等も設置されているので、テレビ等で映像を見たことのある方もいるかもしれません。ここをサミットとして緩やかな下り坂を降りきると、宿場町の面影が色濃く残る由比の町並みが出迎えてくれます。興津駅をスタートして約2時間半でゴールの由比駅へと到着します。歩いてお腹が空いていますね?さあ、名物の桜えびに舌鼓を打つと致しましょう!かき揚げや炊き込みご飯、運が良ければ生の桜えびも食せるかもしれません。

5・おすすめコースの紹介(歴史探訪編)~長野県安曇野市 篠ノ井線廃線跡~

 長野県安曇野市に位置し、松本~長野を結ぶJR篠ノ井線の廃線跡を歩くコースです。廃線跡と言っても篠ノ井線は現役のJR線です。昭和63年に線路の切替工事が行われ、新線は3つのトンネルによって所要時間の短縮、勾配の緩和等が図られました。旧線はある程度の線路設備が撤去された上でハイキングコースとして開放されました。足元には線路こそありませんが敷石がそのまま残され、所々に架線柱や信号機、勾配標が忘れられたように立っています。また、列車の行き違いを行った信号場跡もあり、コースに立って眺めると今にも列車が走ってきそうな錯覚を覚えます。また、コース内には煉瓦積みの古びたトンネルも残されており、廃線の雰囲気を存分に感じられます。
また、1つのトンネルの上には道祖神が立っています。かつてこの道は長野市にある善光寺へと通じる参詣道であったことなどが記されており、いにしえの歴史に思いを馳せることができます。コースは片道6kmで、所要時間は2時間半ほどです。おすすめの時期はケヤキの新緑・深緑・紅葉が楽しめる5月~11月です。

6・ハイキングのお出かけ前に

 ここまで様々なハイキングコースを紹介してきました。一口にハイキングと言っても、個性豊かな多くのコースがあることがわかって頂けたのではないでしょうか?「さっそくアフターコロナにお出かけしよう!」と思い至った方もいることでしょう。しかし、ハイキングに観光旅行と同じ感覚で行くのは禁物です。この項ではハイキングにお出かけする前の注意点をご案内します。
最も大事なのは足元、そう履き物です。長い時間歩くことになるので、サンダルやパンプスなどは不向きです。街歩きでも履きなれたスニーカーを装備しましょう。尾瀬や筑波山など自然豊かなハイキングへ出かけるときは、ハイキングシューズやトレッキングシューズを履くことをお勧めします。長時間の歩行を想定して後者は靴底が厚くクッション性があります。また、ハイカットのものは足首まで隠れるので、足場の悪いところで足をくじいたりすることを防ぐことができます。
 次に服装にも注意が必要です。歩き始めは寒くても、日が照っていたり体が温まってくると上着を脱ぐこともあるでしょう。その際に厚い上着だけだと脱ぐに脱げない状況になりかねません。そこで、体感に合わせたこまめな調節ができるように重ね着をすることが基本です。特に直接肌に触れるアンダーウェアは、汗をかいてもすぐに乾く化繊がお勧めです。綿は乾くのが遅く、体温を奪われて寒く感じたり不快感を覚えたりします。
 最後に悪天候への備えも欠かせません。観光旅行であれば折り畳み傘をバッグに忍ばせておけば大丈夫そうですが、ハイキングではそうはいきません。特に自然豊かなコースの場合、スリップして手をつく事態があった時に手が塞がっていると、思わぬ怪我につながることがあります。また、コースが木々などで狭くなっている箇所もあり傘があたって邪魔になります。そこでハイキングではカッパが基本になります。それもポンチョ型ではなく上下分離式のものが必須です。ポンチョ型は風でマリリンモンローよろしくめくり上がり、使い勝手が悪いものです。また、カッパは防寒具としての役割も果たしてくれます。
 最低限、上記のことに気を付けると快適なハイキングとなるはずです。しっかり装備を揃えようとするとそれなりにお金がかかります。一気に装備を整えようとせず、徐々に買い足して自分に合った装備を完成させましょう。。

 

7・まとめに代えて

 魅力たっぷりのハイキングも、交通の便が良いところばかりではありません。最寄駅から路線バスで1時間以上かかり、しかもバスの本数は少なかったりすると乗り遅れたら…などと心配が尽きません。そこで出番となるのが貸切バスです!バスならハイキングのスタート地点までドアツードアで行くことができ、煩わしい乗換もありません。また、スタートとゴール地点が異なるハイキングコースだと、来た道をそのまま歩いて引き返すことになるかもしれません。そんな時にバスがあれば、ゴール地点に先回りしてもらいそこで乗車してそのまま帰宅ということも可能です。もし大型バスでは入っていけないハイキングコースであれば、小型やマイクロバスであれば通行可能かもしれません。グループの人数が10名未満であればコミューターの利用も可能です。
 アフターコロナと言える時期になり気兼ねなくお出かけできるようになったら、ぜひハイキングにも目を向けてみて下さい。観光旅行では味わえない新たな発見があるはずです!

 

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