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隅田川で、すみだリバーウォーク・橋めぐり

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隅田川で、すみだリバーウォーク・橋めぐり

 みなさまこんにちは!今回は、東京のほぼ中心を流れる、「隅田川」を見ていきます。
 隅田川と言えば、桜のシーズンには「春のうららの隅田川」と歌う曲にでてくることをはじめ、夏の風物詩では「隅田川花火大会」も有名ですね。隅田川は四季を通じて様々な場面で出てくる東京を代表する有名な河川であります。そして隅田川の沿岸では観光地としても見所がたくさんあります。なかでも大相撲で有名な「国技館」がある両国界隈、浅草寺などがある「浅草界隈」、そして「東京スカイツリー」。とくに東京スカイツリーは2012年オープンして10年が経過して、東京を代表する観光地として定着されています。
 そこで今回は隅田川と東京スカイツリーに関連してその「橋渡し役」になった新しいスポットをご紹介しつつ、隅田川を見ていきます。キーワードは「橋渡し役」です。まずそこにいってみましょう。


1.隅田川について

 東京の中心を流れる隅田川は、東京北区の岩淵水門にて埼玉県秩父山地から流れてくる荒川と、埼玉県川越方面からの新河岸川と合流・分岐され、東京湾まで流れる 全長 23.5㎞の一級河川であります。地図を真上から確認しますと、隅田川から荒川は分岐して、大きな放水路として東京湾へ注ぎ隅田川とは別の巨大な河川になっています。一方隅田川は荒川から分かれちょうど東京都心部を貫くように真っ直ぐ南方面に東京湾へ注ぎます。

 沿岸では古くから水運の交通の要衝として発展して、江戸の町の発展には欠かせない役割を担っていました。しかし江戸から昭和時代に入り高度経済成長期になると交通の中心が自動車等に転換され、隅田川は交通の役割からは外れ、それ以上に生活や工場等の排水が隅田川の流れ、水質が悪化してしまいました。水害も多々ありそれを防ぐためにコンクリート防波堤が建設され、沿岸の川と人々が暮らす町とが分断され、隅田川との関わりが薄くなってしまいました。
 そのような背景もあり、最近では水質改善と取り組み、沿岸の堤防にテラスを設置するなどウォーキングが可能な設備を整え、観光面でも水上バスの運行・季節ごとに屋形船などレクリエーションができる観光資源の役割も果たしています。隅田川における人々と川との関わり方が大きく進化しています。

隅田川沿岸に多く設けられた堤防を再開発した「隅田川テラス」。 市民の憩いの場でウォーキング・ジョギング・散歩にお勧めです。
大川端リバーシティ21 超高層マンションが多く建ち並びます。
水上バスが隅田川を行き来しています。
堤防を活用してテラスと、超高層ビルが建てられています。聖路加ガーデン(オフィス・ホテル・住宅)

2.すみだリバーウォーク

 先ほど、キーワードは「橋渡し役」とご案内させていただきましたが、隅田川には多くの橋=ブリッジが川の東西に架かっています。
今回訪れたのが、春の季節に桜の名所として有名な「隅田公園」から新しい隅田川の観光スポットになりました「すみだリバーウォーク」です。
この橋は実は東武鉄道の鉄橋の脇に併設された新しい歩行者専用の橋です。
この橋を渡れば、浅草寺方面から東京スカイツリー方面へ歩きながら移動できることができます。
通行料は無料です。
通行は歩行者のみです。
営業時間 7:00~22:00 年中無休です。

すみだリバーウォークと東京スカイツリー
夜間
東武鉄道の鉄橋と隣接しています。
夜間のライトアップ。

 すみだリバーウォークを渡り、このあたりから「東京ミズマチ」と呼ばれるこちらも新しくできたスポットです。 川に隣接した鉄道の高架線下を利用して商業施設がいくつも新規にオープンして、川に沿ってテラスを設けて下町散歩を楽しめる新しい観光スポットになりました。所要時間では浅草寺付近から東京スカイツリーまでは、徒歩で20分程になりちょっとしたウォーキングも楽しめることができます。 これらにより、観光面では浅草寺~隅田公園~すみだリバーウォーク~東京ミズマチ~東京スカイツリー このようなルートの形成により、実際これが観光で繋ぐ「橋渡し役」になっています。

川岸に隣接した「東京ミズマチ」と、東京スカイツリー

3.隅田川に数多くある橋の見所・役割

 隅田川はご存じの通り、歴史が古く、以前から水運で発展してきました。沿岸には東西に町が分かれ蔵などが多く存在した「蔵前」や、武蔵・下総の国境の役割だった「両国」など歴史の名残を今に伝える地名が存在します。
ちなみに隅田川は元々「荒川」「大川」と呼ばれ、川の命名は昭和40年と比較的新しいのはあまり知られていません。※荒川と分流工事をしたため。
その隅田川には今は多くの橋が架かっています。一見ただの大きな橋に見えますが、調べると歴史もあり見所もあり、交通に重要な役割を担っていることがわかります。まさに「橋渡し役」です。
これら隅田川に架かる、「橋渡し役」な橋をいつかご紹介させていただきます。
隅田川には38本の橋が架かります。その内、徒歩で渡れるのは27本あります。※岩淵水門を入れると28本徒歩で渡ることが可能です。

上流側から見ていきます。

〇岩淵水門・旧岩淵水門
隅田川が始まる上流側の起点が岩淵水門となります。
荒川と隅田川とを分流するかたちとして、大正5年から昭和57年まで旧岩淵水門(赤門)が東京を水害から守る役割として担っていましたが、老朽化により昭和57年に新しい岩淵水門(青門)が建設されました。
岩淵水門の役割
1,緊急時:荒川からの洪水で隅田川へ流入するのを防止する
2,平常時:荒川と隅田川との舟運の確保。
3,平常時:隅田川の川の水の浄化をするため、荒川からの豊富な水を流す。
付近に荒川知水資料館aomaアモアがあり、水門の役割等が学べます。
旧岩淵水門(赤門)+岩淵水門(青門)共に歩きながら近くで見られます。

左から、荒川・隅田川分流地点、旧岩淵水門、岩淵水門を望む。
旧岩淵水門(赤門)。東京都心の水害を守ってきました。
岩淵水門(青門)。現在運用されています。

 〇千住大橋
隅田川に初めて架かった橋。1594年(文禄3年)建設。
日光街道 1番目の宿場町として栄え、江戸への入り口と、松尾芭蕉で知られる「奥の細道」はここから旅立った場所です。
現在の橋は1927年(昭和2年)建設。日光街道下り線専用で現役です。
上り線に新橋1973年(昭和48年)建設が平行して架かっています。

千住大橋。奥の細道の旅立ちの出発点です。

「桜橋」 隅田川では唯一、歩行者専用の橋として建設されました。 1985年(昭和60年)建設。 現在は先述の「すみだリバーウォーク」も歩行者専用の橋となります。

桜橋、歩行者専用です。※自転車も走行可能です。

「両国橋」
千住大橋の次に隅田川2番目に架かった橋。1659年(万治2年)建設。
元々は大橋と言う名前でしたが、隅田川を挟み西側「武蔵国」東側「下総国」との両方の国を結ぶ橋になり、そこから「両国」と言う地名にもなり現在に至っています。江戸の「明暦の大火」がありその甚大な被害の復興と防災目的に、この両国橋と新大橋がそれぞれ建設された。現在の橋は1932年(昭和7年)建設。近隣に大相撲の国技館があります。

両国橋。フェンスに相撲の決まり手のモニュメントあり。

「新大橋」
隅田川3番目に架かった橋。1693年(元禄6年)建設。大橋と呼ばれ両国橋に次ぐ橋として、新大橋と呼ばれた。歌川広重の錦絵に、「大はしあたけの夕立」の舞台となった橋で有名です。
現在の橋は1977年(昭和52年)建設。

新大橋。現在の橋です。昔と比べてください。
歌川広重の「大はしあたけの夕立」。昔はこうだった。

「清洲橋」
関東大震災の復興事業として架けられた橋。1928年(昭和3年)建設。 当時、「震災復興の華」と呼ばれた。永代橋・勝鬨橋と共に国の重要文化財に指定される。

「永代橋」
隅田川4番目に架かった橋。1698年(元禄11年)建設。この橋を含めて江戸時代には隅田川に5つの橋が架橋された。5番目は吾妻橋。日本初の鉄製でできた鉄橋として建設された橋であります。 現在の橋は1926年(大正15年)建設。当時、「帝都東京の門」と言われた。清洲橋・勝鬨橋と共に、国の重要文化財に指定される。

清洲橋。
永代橋。共に国の重要文化財です。

「勝鬨橋」
国内で現存する珍しい可動橋になります。但し1980年以降、橋の跳開が実現していなく現在に至っています。跳開時には大型の船舶往来が可能で、当時は橋を渡る交通を止めていた。現在この風景が見られず残念ですが、橋を歩いていると所々に橋の跳開するための構造等の名残を見られます。清洲橋・永代橋と共に、国の重要文化財に指定されました。1945年(昭和15年)建設。

勝鬨橋。
橋の跳開する接続部分です。跳開の実現が待たれます。

「築地大橋」
隅田川で最も新しく建設され、最も下流にある橋です。2018年(平成30年)建設。旧築地市場と浜離宮付近に近く、この後に隅田川から東京湾へ注ぎます。

築地大橋。隅田川の終点。ここから先は東京湾になります。

4.夜のライトアップも見所

 隅田川の橋は、夜のなると、ほとんどの橋がライトアップされ、散策には見所でもあります。水上バスや、屋形船等の船舶から楽しむこともお勧めです。

吾妻橋。
清洲橋。
永代橋。
新大橋。

いかがでしたか? 隅田川は東京の中心を流れていて、いつでも気軽に行くことができます。もちろん観光バスで東京へ行かれる際に一度は隅田川を渡る機会もあることでしょう。団体のお客様でもバスの車窓から見かけることもあるかと思います。 隅田川の周りには他にも「見所が多く詰まった」ところですので、とくに団体ご利用等、観光バスにて訪れる際や今後旅行計画をご検討される際には、ぜひ旅バス.COMへご用命下さい、 旅バス.COMでは、隅田川周辺をはじめとして、周辺の食事場所・バス駐車場など、弊社にて旅先のお手配・ご提案などのお手伝いさせていただきますので、ご気軽にご相談下さい。

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