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島根県《西部地方》の魅力の一つ!石見神楽を見に行こう!

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島根県《西部地方》の魅力の一つ!石見神楽を見に行こう!

 島根県の観光と言えば、出雲大社や玉造温泉、松江城、宍道湖など島根県東部地方の観光地を思い浮かべる方が多いかと思います。個人旅行や団体旅行でもどうしても島根県東部地方へ行ってしまいますが、貸切バスを利用していただければ東部地方から西部地方へ行くことが簡単にできます!島根県西部地方にも魅力的な観光地がいっぱいあります。そこで私が島根県へ行ったら絶対に観て欲しい島根県西部地方の魅力をご紹介します!最初の魅力、それが石見(いわみ)神楽です。今回、添乗やプライベートで10回以上公演を観てきた私が石見神楽の魅力をご紹介いたします。(私見も含まれています。ご了承ください!)


1.石見(いわみ)神楽ってなに?

 石見神楽とは、神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞、日本の神楽の様式のひとつです。起源については諸説ありますが、島根県西部の石見地方において室町時代後期には既に演じられていたと言われ、田楽系の神楽である大元神楽をルーツとし、出雲流神楽や能、狂言、歌舞伎などが影響を与えて演劇性を増し、現在の石見神楽が形成されたと言われています。私は、石見神楽をエンターテインメントショーだと思っていつも観ています。

目の前で迫力満点

2.石見神楽の魅力

 石見神楽は、古事記や日本書紀の日本神話を題材にした演目を行います。他の地域の神楽よりも衣装やお面が豪華で独特の哀愁あふれる笛の音、活気溢れる太鼓囃子に合わせてテンポが速く、動きも激しく舞うのが特徴です。日本神話を題材にしているので、難しい内容なのかな?と思われると思いますが、ストーリーはものすごく単純でヒーローが悪者をやっつける!というわかりやすいストーリーになっているので誰でも楽しめます!そして、石見神楽の最大の魅力は、花火の演出(煙炎)です!悪者の大蛇や鬼が使用する花火は、石見神楽になくてはならない演出です。(※注意:火気厳禁の会場では使用できません。)
何より、観ている人をワクワクドキドキさせ何度見ても飽きさせないのが石見神楽の魅力だと思います。

神社境内では火煙も使えます。
お客様も大蛇に飲み込まれました。

3.衣装や面

 石見神楽の舞踊で用いられる衣装は、舞衣と呼ばれています。明治期から次第に華美になり、大正期には現在のような金糸、銀糸の豪華絢爛な衣装になったと言われています。金襴や、繻子、黒ビロードの生地に金糸、銀糸で昇り竜や鶴などの刺しゅうをほどこし、メッキされた銅板やガラス玉なども生地に丹念に縫い込んでいきます。これらの工程を手作業で行うそうです。重量もあり、仕上がりは演者の肩にずっしりと食いこむほど重く、一着仕上がるには数カ月から半年もかかります。金額も一着数百万円もする豪華で各社中がそれぞれにデザインを工夫し個性を生かしているため、同じものは一着もないそうです。次に石見神楽で用いられている面です。面は、江戸時代末期より作られ、神楽が神職を中心に舞われていた江戸時代は木彫りの面が使用されていましたが現在は和紙で面を作っています。粘土型の上に強靭な石州和紙を柿渋入りの糊で幾重にも張り合わせ、乾燥したところで粘土を壊して彩色していくという全国的にも数少ない過程で作られています。面づくりでは、表情づくりが一番難しく、鬼の面であればいかに恐ろしくさせるか、また雅の面であればいかに可愛らしくさせるかが職人の腕の見せどころになっています。石見神楽演目の一つである大蛇(オロチ)に出てくる悪者の大蛇の胴体も面と同じく石州和紙で作られているそうです。見た目は全く和紙には見えず、触って初めて和紙だとわかるほど言われなければ和紙だとわかりませんでした。それほど、石州和紙は頑丈なのだと感心しました。

大蛇の胴体は石州和紙で出来てます。
弊社会長も衣装を着てご満悦。

4.神楽社中ってなに?

 神楽社中とは、古くから伝わる石見神楽を継承する神楽団体です。石見地方を中心に130を超える社中があると言われています。また、各地域の神社を拠点にして活動を行っている社中がほとんどで地元のみならず全国にファンを持つ人気のある社中もあります


5.どこで観られるの?

 昔から地域の娯楽として神社の秋祭り例祭の前夜祭として夜通し演じられてきましたが、現在では週末を中心に神社や道の駅で一年中定期公演が行われています。また、旅館・ホテルの宴会場や地域の集会場など限られたスペースでも石見神楽は踊ることができるそうです。定期公演だけでなく、家族旅行や小グループ旅行などで石見地方の旅館やホテルに泊まった際に出張公演もしてくれます。小グループや社員旅行など貸切バスで島根県へ行った場合に夕食後や宴会を盛り上げるには石見神楽は最高です!費用は、県や地域から補助が出る場合もあるので、ぜひ宿泊先のホテルや旅館、または太平観光にお問い合わせください!また出張公演の場合、演じた後に演者の方々と話ができて交流もでき、衣装やお面をつけさせてくれ記念撮影もしてくれます。(現在コロナウイルスの影響で交流できない場合があります。)
ちなみに弊社の社員旅行でも地元の神社で貸切公演を行ったことがあります。お酒やつまみを持ち込んで宴会をやりながら社員一同楽しく公演を観ました。石見神楽を観るとただ社員同士が飲み会をするのでなはく、一緒に観て踊ったりして社員旅行を盛り上げる起爆剤になるので、社員旅行や親睦旅行に石見神楽鑑賞はオススメです!

旅館の宴会場ではステージを使います。
旅館での間近で見られます。

6・まとめ

 日本の伝統芸能は、後継者不足で悩んでいる団体もあると聞いています。しかし、石見神楽は子供たちがいつか踊りたい!社中に入りたい!と憧れているため、後継者不足に悩むことはないと社中の方々が語ります。子供たちにとっては、仮面ライダーやウルトラマンと同じで石見神楽で演舞することはヒーローだということです。一言で言えば、石見神楽はカッコイイ!地味で静かだと思われがちな奉納神楽の域を超えた、エンターテインメントだと私は思います。一度観れば絶対にハマります!東京にも神楽社中があり定期公演をしていたので東京でも観ることができます!また石見神楽を社員旅行や研修旅行、親睦旅行などで観たいとお考えの方は、貸切バスの運行を含め石見神楽のお手配もするので、ぜひ太平観光へお問い合わせください。弊社ツアーでも「石見神楽を見に行く!ツアー」を企画しているので、企画した際はご参加いただければ幸いです。宜しくお願い致します。

私も須佐之男命と記念撮影しました。

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