千葉県（南総）観光のすすめ
こんにちは！なかなか自由にお出かけができない情勢が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか？私はテレビの旅番組を見たり、近場の１泊旅行（いわゆるマイクロツーリズム）をして気晴らしをしています。
今回は私の出身地である千葉県の魅力をお届けします。今回は南房総（略して南総）エリアに的を当ててご紹介し、アフターコロナのお出かけ時の一助となれば嬉しいです。
１．南総の魅力とは？
①都心部からのアクセスの良さ
アクアラインや館山道の開通により都内からの移動時間が大幅に短縮され、日帰りで訪れることも容易になりました。鉄道利用でも東京・新宿から内房・外房の各方面へ特急電車が走り、乗り換えなしで到着できます。
②温暖な気候
年間の平均気温が１５～１６℃であり、１～２月の厳冬期でも温かいのが魅力です。その気候を利用して、南房総市の外房では花卉栽培が盛んです。海沿いの花卉農家に金魚草やストックなど色とりどりの花が咲く様子は、冬の風物詩となっています。
２．どんな観光地があるの？
観光施設では、マザー牧場・鴨川シーワールド・東京ドイツ村などテレビやガイドブックで幾度も取り上げられています。そういったテーマパークを満喫するのも楽しいですが、せっかく南総を訪れたのなら、風光明媚な地や地元グルメにも触れたいものです。
南総は東京湾と太平洋の２つの海に囲まれており、豊富な海の幸が味わえます。保田などの漁港には漁協直営の浜焼きの店舗があり、水揚げされた新鮮な魚介を豪快に賞味できます。また、鋸山の地獄のぞきや小松寺の紅葉（後ほどご紹介します）などインスタ映え間違いなしの景観スポットもあり、魅力は尽きません。さらにさらに、勝浦ビッグひな祭りなどご当地の催し物もたのしみです。この後、順番に紹介していきますので乞うご期待！！
2-1．小松寺 ～南房総市～
南房総市千倉町の山中にある古刹です。南総里見八犬伝で知られる、里見氏の財宝伝説でも知られています。紅葉が美しいことで近年話題となり、モミジがトンネルを作る自然の中を歩きながら朱塗りの仁王門をくぐると、静寂な世界が広がります。また、楓の大木の紅葉も見ごたえがあります。１１月下旬から１２月上旬にはライトアップ（今年度は未定）され、昼間とは違った景色を楽しめます。
2-2．オーシャンビューの温泉宿 ～鴨川市～
太平洋を臨む地に小湊温泉などがあり、料理自慢・風呂自慢の温泉宿が並びます。客室や浴場から太平洋を一望できる施設が多く、効能豊かなお湯に浸かりながら大海原を眺めるのは至福のひと時です。私がお勧めしたいお宿が２つあります。まずは小湊温泉のホテル吉夢です。日蓮聖人誕生の地として知られる小湊地区の誕生寺の門前に位置しています。館内からは内浦湾はもとより太平洋を一望できます。地上35mの露天風呂から眺める景色はまさに絶景です。
２つ目は鴨川シーワールドの向かい側にある温泉宿、鴨川館です。格調高い客室、心地よい松風と潮の香りを感じながらの湯めぐり、地元の新鮮な魚介類を使った彩り豊かな料理など、心から満たされること間違いなしです。
2-3．かつうらビッグひな祭り ～勝浦市～
勝浦市内の各所にひな人形が飾られ、市内はひな祭り一色に染まります。勝浦駅前に降り立つと各所にひな人形が飾られ、中にはタレントや有名人を模した人形もあります。そして市内の遠見岬神社の石段に約１８００体のひな人形が飾られます。（雨天時はパネルの展示）また、芸術文化交流センターKusteでは日本最大級の享保風雛を含む、約８０００体のひな人形が飾られます。
全国勝浦ネットワークの縁により、徳島県勝浦町から約７０００体のひな人形を里子として譲り受けたのが、この祭りの始まりです。
2-4．お花摘み ～南房総市千倉町ほか～
千倉町の白間津、七浦地区は、黒潮の影響で、道の駅地区全域が真冬でも霜が降りない常春の地です。切り花の露地栽培が盛んで、菜の花・金魚草・キンセンカ・ストックなど、数多くの花が12月下旬から3月中旬にかけて開花します。道路を挟んで山側と海側の両方に広大な花畑が広がっているため、花の絨毯を敷きつめたような光景を見ることができます。一般の方向けに花摘みを行っている花農家さんもあるので、自分好みのお花を摘むことができます。
３．おすすめの南総地域アクセス法
冒頭でもお話ししたように都内からのメインルートはアクアラインやＪＲ特急です。アクアラインを通って洋上の絶景ドライブも楽しいですが、フェリーに乗船して南総地域へ上陸するのもおすすめです。神奈川県久里浜港⇔千葉県金谷港を片道約４０分で結んでおり、川崎⇔木更津航路がアクアライン開通で廃止されてからは千葉県と対岸地区を結ぶ唯一の定期航路です。乗用車のみならず大型トラックや貸切観光バスを乗せることができ、手軽に船旅が味わえます。
天気が良ければ遠く富士山を眺めることができ、船上から眺める夕陽もおすすめです。また、東京湾を行きかう大型船を間近にみることができ、コンテナを満載した貨物船や豪華客船は迫力満点です。
アクアラインは手軽ですが行楽時期は渋滞が心配です。そんな時は渋滞知らずの東京湾フェリーを利用してみましょう！
４．まとめに代えて
いかがでしょうか？千葉県南総地域の魅力を少しだけでもわかって頂けましたか？スペースの都合で全てを紹介しきれないのが残念ではありますが、南房総を訪れる際の一助となれば幸いです。
春夏秋冬いつ訪れても四季折々のたのしみがあるのが当地域です。中でも私は冬をおすすめします。前述のように温暖な気候であり、お花摘み以外にもいちご狩りも楽しめるのです！春先には千葉県の花である菜の花が沿道に咲き、目を楽しませてくれます。
アフターコロナと言える時期になり気兼ねなくお出かけできるようになったら、ぜひ足をお運び下さい。コロナ禍で疲弊した心身を必ず癒してくれるはずです。その際は少人数でもご利用可能な貸切バスをぜひご利用下さい！１０人乗り程度のミニバスから、４０名以上乗れる大型バスまでご利用人数に応じてご用意します。さらに、おすすめコースのご提案など、旅行のプロが万全のサポートを致します。
