久しぶりに修学旅行の添乗に行ってきました。
コロナ禍の中、ほとんど仕事がなく、ましては添乗へ行くこともゼロでした。春に予定していた、修学旅行や宿泊行事も秋へと延期となりました。夏を迎えるころには、第２波の影響からか、延期になった行事も中止になることが多く、この先どうなるのだろうかと不安を感じながらも、中止にならなかった仕事が実施できることを信じて打ち合わせを進めてきました。
１．11月上旬の宮島は・・・。
品川駅から新幹線に乗りましたが思っていた以上に乗客は多く、車両の７０％は乗車していように感じました。静かに朝食弁当を食べ、椅子を回転させることなく、しゃべらずにカードゲームをしながら４時間後に広島駅に到着、荷物を預けて宮島へ移動しました。宮島へ行ってみるとびっくり、地元や近隣からの修学旅行や遠足できた小・中・高校生が思っていたより来ていました。
宮島港での様子。
宮島港の商店街の様子。
残念ながら、厳島神社の鳥居は工事中でした。
おかずが一人盛。コップも紙コップでした。
普段なら大皿盛りの食事も一人盛りに。
２．11月上旬の奈良・京都は・・・。
翌日の広島駅から新幹線で新大阪駅へ。そこからバスに乗り奈良の法隆寺へ移動。もちろん乗車時には手指消毒。バス内は全員マスクです。環状線の工事の影響を心配しましたが、遅れることなく予定通り法隆寺へ。
信じられないぐらいガラガラでした。まさに貸切状態。
いつもは並んで順番待ちをしている、芭蕉の句碑前。誰もいませんでした。
残念なことに「穴の通り抜け」はコロナの影響で塞がっていました。
ゆっくりガイドさんの話を聞きながら見学をして、バスに乗り奈良公園へ。ここは、多くの小学生が来ていましたが、それでも南大門から大仏殿への通路に人の列はなく普通に歩けました。
バスターミナルでのバス乗車もスムーズに、というよりバスは我々の１台だけ。京都までの道路も、大きな渋滞もなく順調でした。
宿泊した旅館。ここも感染対策をきっちりしていました。廊下など見える所に掲示板がありました。
指手消毒も色々な場所においてありました。
各部屋に空気清浄機が置いてありました。
少しずつお客様が戻ってきているようだと、京都の人は言ってましたが、路線バスに乗っているのは、GoToトラベルの影響なのか一般の方が多かったです。修学旅行生は清水寺へ行くバスにはたくさん乗車していましたが、その他の路線に乗車している姿や、バス停で待っている姿はあまり見ませんでした。
３．以前と違うな・・・と感じたこと
見慣れた風景になってしまいましたが、どこに行ってもほとんどの方がマスクをしていました。久しぶりに会う人の顔も、マスク越しだと一瞬「あれ？」て思ってしまいます。修学旅行の楽しみでもある部屋での時間は、密を避けるため少人数での部屋割りになり、食事も、わいわい話をしながら大鍋をいっしょに食べていたのが、一人盛や一人鍋、話も控えるようにと、修学旅行らしさが半減してしまったように感じました。
出発前の準備から、コロナ対策など今までとは違う内容の手配や確認が必要でした。受入側の施設も、試行錯誤しながら対策をしてくださり、万全の状態で受入れてくれました。修学旅行ができたことに感謝しないとな・・と、言いていた先生の言葉が、印象的でした。
ご協力いただいたみなさまに感謝いたします。ありがとうございました。 これからもがんばっていきましょう。
