豊富な海の幸と雄大な自然に圧倒される…ココがいいよ♪富山県
緊急事態宣言が明け、徐々に外に足を運ぶ機会が増えてきたこの頃、『外で美味しいものを食べたい！』、『久しぶりに自然の景色をじっくり楽しみたい！』という方も多いのではないでしょうか。今回は添乗員がぜひおすすめしたい富山県をご紹介します！！今回ご紹介するのは富山県！美味しい海の幸から雄大な立山の自然やアルペンルート、富岩運河や中島閘門の歴史などを中心にご紹介して参ります！
１．富山県について
ご存知かとは思いますが、富山県は日本の本州の北陸地方もしくは中部地方として位置づけされる日本海に面した都道府県です。石川県や新潟県など４県と隣接している県です。県内全域が豪雪地帯で冬場は特に雪の量が多く、行くのも大変です…。また、魚津などの地域では、江戸時代以前から蜃気楼の名所としても有名です。その時期の気温や光の角度により、存在しない海の上にあたかも存在しているかのように映る奇跡のような現象です！
シンボルである県の魚は魚といっていいのかわかりませんが「ホタルイカ」です！私も富山県と聞いて最初に思い浮かぶのは、やはりホタルイカです！！そんな海産物の豊かな富山県についてまずは、海産物から順番にご紹介して参りましょう♪
２．おすすめ海鮮グルメ
（１）ホタルイカ
県の魚にも選ばれている富山県といえば、コレ！！ホタルのように海面で光る姿からホタルイカという名前が付けられており、海面を夜にただよう姿は非常に神秘的で、春の風物詩ともいわれています。中でも４～５月には「ホタルイカの身投げ」と呼ばれる大群のホタルイカが波によって浜に打ち寄せられる現象があり、定置漁網によりたいりょうに取れる様子は幻想的で、富山県でしか味わえないような素晴らしい景色を楽しむことが出来ます！！また最近では早朝に観光船に乗ってその様子を見ることもできます。
また富山湾で獲れるホタルイカは身が大きく、プリプリしており、イカの食感と甘みを味わいながらも腸などの絶妙な塩加減が、とんでもなくおつまみに丁度いいのです♪また、地元の方は釜揚げや、酢味噌にして食べるのが家庭的な味だそうです。お酒好きの方にお勧めの一品です！
（２）白えび
白えびは特に女性の方が好きな印象を持つ「富山湾の宝石」という異名を持つ海老のことです。甘エビより少し小さく、桜えびよりは少し大きい白えびは富山湾でのみ安定した量を取ることが出来ます。甘エビよりも繊細な甘みがありながらも、海老の甲殻類である独特の味を感じることが出来ます！お刺身で出したり、天ぷらにしたり、郷土料理である昆布しめで味わえます。また大量に使って海老団子にするのも贅沢な食べ方です。なぜこんなに美味しいえびがあまりメジャーではないのかというと、昔の冷凍技術などでは白えびは足が早い食材。つまりは非常に腐りやすくて現地でしか新鮮な白えびは食べられてこなかったのです。ぜひ富山県ならではの味をご堪能下さい♪
（３）牡蠣
牡蠣というと全国各地で食べられる海のミルクとも呼ばれるクリーミーで磯の味が口いっぱいに広がる好きな方には堪らない海の幸です！なぜ、富山県での牡蠣をお勧めするのかといいますと、少しでも安心して食べられる牡蠣を楽しめるからです。富山県の入善町という町には海洋深層水センターと呼ばれる牡蠣の毒素を浄化してくれる海洋深層水を使った牡蠣を出してくれるお店があります。全国各地で獲れた旬の牡蠣も安心して生でも焼きでも色々と楽しんでたくさん食べられるのはうれしいですよね♪ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか？
３．おすすめ自然スポット
（１）立山黒部アルペンルート
世界的にも有名になりつつある日本の自然観光周遊ルートです。長野県と富山県を結ぶ標高3,000m級の山々を登山することなく乗り物を乗り継ぎながらも楽しめる周遊ルートです。４月～５月は豪雪地帯の吹き溜まりに位置する大谷という場所で２０ｍにも迫る雪の大壁の中を散策できる雪の大谷や夏には珍しい高山植物を見ながらの周遊、秋には例えば黒部湖を運行している遊覧船に乗りながら紅葉を満喫する等四季折々の楽しみがあるのも魅力の一つで、一度行っただけでは立山黒部アルペンルートは語れません！他にも欅平へとつながる黒部峡谷鉄道のトロッコ列車なども近くを走っていますので、３日かけてじっくりと楽しむこともできます。
（２）杉沢の沢スギ
少し変わった名前ですが、私のおすすめの場所です！スギの原生林が残る地帯に小川が流れ小さな上高地の様な清涼感を受けるそんな場所です。また一周のんびり歩いても６０分ほどで回ることが出来るのも魅力の一つです。海にこんなに近い場所にポツンとそこだけ別世界化の様な雰囲気は面白く、富山県の穴場スポットと言えるでしょう！
（３）富岩運河
富岩運河は、神通川下流の東岸に沿って位置し、富山湾の岩瀬港（富山市岩瀬）から富山市湊入船町までをつなぐ運河です。現在は富岩運河環水公園として公園となっておりますが、明治時代には木材を輸送する大事な役割を果たしていた運河なのです。終戦後には、次第に使う用途がなくなり、時代に取り残された邪魔者として扱われていましたが、整備を行い、公園として生まれ変わりました。近くには新幹線の止まる富山駅や路面電車が走ったり、県立美術館も近く訪れてみるのも面白いスポットです。公園の中にあるスターバックスは、世界一美しいスターバックスと称されたことのあるスターバックスもあります。また運河をクルージングして楽しむこともできます♪
４．添乗員イチ押しの宿
宇奈月温泉など様々な温泉地帯もありますが、私がおススメしたいのは金太郎温泉と呼ばれる温泉ホテルです。海に近い為か食塩泉と硫黄泉が混合している国内でも珍しい泉質で比較的熱めの温度です。100％源泉かけ流しの宿で、お風呂がとても気持ちいいですし、お料理も富山の名物を盛り込んだお料理がた～くさん出ます！名前の由来も、創業者・石黒七平さんが「金太郎さんのように全身に力が溢れ、元気一杯に、健康になるように」という願いをこめて付けられましたように元気いっぱいになって帰って来れます！！
５．最後に
いかがでしたでしょうか？ほかにも伝統的で優美な「おわら風の盆」や能登半島など富山県に少しでも行ってみたいなあと思って頂ければ幸いです。その際は行きも帰りも楽々な貸切バスですと非常にゆったりお仲間同士で楽しめますよ♪その際は是非、当社「旅バス.com」にご連絡いただき皆様のお力になりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします！
